こんにちは、けいすけです。
ぼくは毎日、AIで解説マンガを作ってXに投稿しています。
画像生成AIにマンガを描かせると、「全体はいいのに、ここだけおかしい」というページが必ず出ます。
そこで全部を描き直すと、せっかくいい感じに出ていた絵まで変わってしまうんですよね。
だから、おかしい場所だけをマスクで指定して、そこだけ再生成します。
今日は、実際のマンガで直した例を3つお見せします。
部分修正の基本のやり方
やり方はシンプルです。
直したい場所を青く塗ったマスク画像を作って、画像編集AI(ぼくはfal.aiのnano-banana-2-editを使っています)に元画像と一緒に渡します。
指示文で大事なのは2つだけです。
「マスクの外は絵も文字も一切変更しない」
「青色は完成画像に残さない」
この2行を必ず入れます。これがないと、直してほしくない場所まで描き変わります。
実例1: 文字がおかしいので、そこだけ書き直す
まずは文字の修正です。
このページ、3コマ目のちびキャラの横に「ぐるぐるだ ぐるぐるだ(心の声)」と描かれてしまいました。
セリフが2回重複しているうえに、指示書に書いた「(心の声)」というト書きまで、そのまま絵に描かれています。
この文字の部分だけを不透明マスクで塗りつぶします。
このマスクと一緒に、「ぐるぐるだ、と1回だけ書く」と指示しました。
結果がこれです。
文字だけが直って、キャラも図解もそのままです。これが部分修正の理想形です。
実例2: 枠のはみ出しを直したら、耳が消えた
次は失敗談込みの例です。
このページは2か所おかしいところがありました。キャラの獣耳がコマの枠線を突き抜けてページの余白まで出ているのと、2コマ目に指示していない「結」というハンコ風の文字が描かれていることです。
そこで、この2か所を青く塗ったマスクを作りました。
1回目の修正結果がこれです。
「結」のハンコは消えました。でも、耳が丸ごと消えていますw
「枠からはみ出た耳を消して」と指示すると、AIは耳そのものを消してくるんです。
なので2回目は指示を変えて、「枠線のところで切れて見える耳を描き戻す。コマの枠線は左端から右端まで1本の直線としてつなぐ」としました。
耳が戻って、枠線もきれいにつながりました。
このとき学んだのは、枠線の修復は「はみ出しを消して」ではなく「線を絵の上にまたいで通して」という作図の指示にした方が確実だということです。同じ指示で他のページのはみ出しも直りました。
実例3: 部分修正がダメなら、あきらめてページごと再生成する
最後は、部分修正をあきらめた例です。
このページは、2コマ目の吹き出しがコマの右枠線を突き抜けて、枠線が欠けていました。
吹き出しのあたりを青く塗ったマスクを作りました。
このマスクで吹き出しを描き直させたんですが、これが2連敗でした。
1回目は吹き出しの位置が直らず、2回目にいたってはマスクの外にある表やセリフまで壊れました。
なのでこのページは部分修正をやめて、元の指示書に「吹き出しはコマの内側に余白を空けて収める」という1行を足して、ページごと再生成しました。
一発で収まりました。
部分修正は万能ではないです。2回やってダメなら、こだわらずにページごと作り直した方が早い。これも運用してみて分かったことです。
まとめ
部分修正のポイントは3つです。
直したい場所だけを青マスクで指定して、「マスクの外は一切変更しない」と明記する。
はみ出しの修正は「消して」ではなく「線をまたいで通して」という作図指示にする。
2回失敗したら部分修正をあきらめて、指示を直してページごと再生成する。
この部分修正の手順は、失敗事例集とあわせてマンガ制作スキルに全部入れてあります。
では今日はここまで!
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